接着剤の世界は豊かで多彩です。様々な種類の接着剤が人々を魅了し、それぞれの違いも当然ながら、業界関係者でさえ明確に説明できない場合があります。そこで今回は、ホットメルト接着剤と水性接着剤の違いについてご紹介します。
1-外見上の差異
ホットメルト接着剤:100%熱可塑性固形物
水性接着剤:水をキャリアとして用いる
2-コーティング方法の違い:
ホットメルト接着剤:加熱後、溶融状態で噴射し、冷却後固化して接着します。
水性接着剤:水に溶かしてスプレー塗布する方式です。コーティング機の生産ラインには長いオーブンが必要で、広い面積を占め、工程も複雑です。
3-ホットメルト接着剤と水性接着剤の長所と短所
ホットメルト接着剤の利点:接着速度が速い(接着剤を塗布してから冷却して接着するまで数十秒、または数秒しかかからない)、粘度が強い、耐水性が良好、コーキング効果が良好、浸透性が低い、バリア性が良好、固体、アクセスしやすい、性能が安定している、保管と輸送が簡単。
環境保護:ホットメルト接着剤は、長時間接触しても人体に害を及ぼしません。環境に優しく、再生可能で、国際環境保護機関の要件を満たしており、他の接着剤に比べて比類のない優位性を備えています。
水性接着剤の利点:臭いが少なく、不燃性で、掃除が簡単です。
水性接着剤のデメリット:水性接着剤には様々な添加剤が添加されており、環境汚染を引き起こす可能性があります。また、硬化時間が長く、初期粘度が低く、耐水性と耐凍害性が低いという欠点があります。均一性を保つために、塗布前に攪拌する必要があります。水性接着剤の保管、使用、接着環境温度は10~35℃にする必要があります。
上記はホットメルト接着剤と水性接着剤に関する知識です。NDCはホットメルト接着剤コーティングの専門に注力しており、今後も事業範囲を拡大し、より高いレベルを目指して努力してまいります。
投稿日時: 2023年1月7日